1月21日(土)、連続講座「古代の朝鮮と日本」Season2、第7回 「高句麗壁画古墳と古代日本」を開催いたしました。
講師をつとめた朝鮮大学校文学歴史学部・河創国教授は、高句麗壁画からみられる当時の庶民生活や王族文化、高句麗人の観念や価値観について詳しく解説しました。
キトラ古墳と高句麗壁画との関連性については、「同じころに描かれた本格的な壁画古墳だが、キトラ古墳と高松塚古墳の青龍は首に帯があり、三本爪で表現された点が高句麗壁画の青龍と同じだ。金箔を使った星宿図の表現方法も共通している」と答え、朝鮮半島と日本の文化的なつながりについても述べてくれました。講演会には一般市民や学生ら154名が参加しました。