11月12日(土)、連続講座「古代の朝鮮と日本」Season2、第6回「高句麗僧・慧慈と聖徳太子」を開催いたしました。講師をつとめられた早稲田大学文学学術院・李成市教授は、自国を取り巻く国際環境の打開が切実となっていた高句麗と、支配共同体内の王権と執権者間の葛藤が激化していた倭国、両者が抱えていた各々の歴史的な課題の解決を模索する中で、慧慈と聖徳太子との濃密な関係が成立したということについて、詳しく語ってくださいました。一般市民や学生ら176名が受講いたしました。